リサイクルショップに入ってきた儲け話 その3

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今回はリサイクルショップに入ってきた儲け話(実話)を記事にしたいと思います。
ただ、はじめに断っておきますがこの記事は、内容の信憑性を保証する話ではないし、どこどこのショップがボロ儲けしたとか当店が実際に儲かったんでうらやましいだろ的な話をするものではありません。一般の人では普通ありえないような儲け話があり、ビックリしたんでそれをネタにしてみようと思っただけです。

だいたい「儲け話」なんて本当に儲かるかどうかは「実践する人次第」なので、誰がやっても儲かる話なんてのは初めから存在しません。実際話に乗って本当にぼろ儲けできたとしてもそれ相応のリスクを背負って結果が伴うものです。
なので、雑談ネタとして話半分程度に読んでもらえたらと思います。

儲け話 その3
タダ同様でもってきたジャンクのアンプがどんどん売れていく

アンプ

これは当店であった本当の話です。画像にあるような高級なアンプではないですが、茨城県の某大学からの依頼でAV機器が大量にいらなくなったので回収してほしいと言われ、出張で見積もりに行きました。

見ると、年式10年落ちくらいの国産メーカーのプリメインアンプがなんと100台ほど山になっていて、調べてみると正常であれば1台1万~2万ほどで売れそうな感じ。でも、どれもこれも状態がとても悪く、電源コードも取説もなければリモコンもなくて現場で動作確認するのが不可能という、いわゆる「ジャンク状態」でした。

全部階段3階からの積み下ろし作業も必要という環境から作業代も考えると現場での見積もりはほぼゼロ。でも担当の先生は「とにかく邪魔なのでいらない」「他の業者ではお金がかかると言われた」とのことで、とにかく持って行ってくれるなら全然ありがたいという雰囲気だったのでちょっと冒険ですが持って帰ることに。

ためしに1セット分メーカーよりリモコンとコードを取り寄せて動作チェックしてみると、壊れていたのはなんと5台のみ。大部分が正常に動いたため、どんどんリモコンとコードを取り寄せて売りさばきました。原価はなくともリモコンとコードで4000円はかかるし手間もかかっているのでまる儲けとはなりませんが、1台1万円~17000ほどでどんどん売れて行き、3か月ほどで全部売り切れ。無事に利益を確保する事ができました。しかし考えてみると、


1、壊れていたアンプがほとんどなかった事
2、状態が悪かったが掃除すると思ったより見た目がキレイになった事
3、先生がどうでもいい雰囲気だった事
4、キチンと売れてほしい値段で売りきった事

などの運もありました。なにかがダメだと赤字になっていてもおかしくない案件でしたのでやはり商売というのはリスクは付きものですね。
先生が自分で家に持ち帰って売っていればこの話はなかったし、ほとんど壊れていれば完全に手間代で赤字です。

どこの会社でもそうですが、利益を得るためにはギャンブル的な要素が必ず混じってしまうのが商売で、儲かるためにはそれ相応のリスクを背負って努力するのが必要になってきますね。でも、このようなかなり儲かった経験ってのはあまりないので狙ってできるもんでもないですがたまにあるといいですよね!

以上、リサイクルショップに入ってきた儲け話 その3 の記事でした!

よければコチラもどうぞ↓ 

リサイクルショップに入ってきた儲け話 その1
リサイクルショップに入ってきた儲け話 その2
リサイクルショップに入ってきた儲け話 その3
リサイクルショップに入ってきた儲け話 その4
リサイクルショップに入ってきた儲け話 その5

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